神戸で一番の繁華街である三宮(さんのみや)から大きなアーケードが特徴のプロムナード「センター街」を抜けたところにある「元町(もとまち)」。中華街の「南京町(なんきんまち)」やメリケンパークがあり、旧居留地周辺では一歩裏路地に入り目線を上げると、なんともノスタルジックな雰囲気で異国情緒が漂う。いわゆる「神戸らしさ」が存分に感じられる街だ。
そんな神戸元町でコーヒーと紅茶のエスプレッソを提供しているカフェ「UNICORN(ユニコーン)」を覗いてみよう。
オーナーがこだわりにこだわったコーヒーは奥が深い味わいを有しており、様々な店を渡り歩いたコーヒー好きも「うん」と頷く。だからこそか、他府県から訪れるファンも多い。
オーナーが神戸初と語る紅茶のエスプレッソは女性にも飲みやすく、ティーソーダなどのバリエーションも喜ばれている。お客様の好みに合わせたカスタマイズも可能なので、あなただけのスペシャルドリンクを作ってもらっても面白いかもしれない。温度やミルク・氷の量など、ベストな状態で提供するように心掛けているとオーナーは言う。
また、バニラアイスにエスプレッソした紅茶をかけた人気のメニュー「紅茶のアフォガート」をはじめ、ケーキなどの軽食も用意されているので、観光などで小腹が空いた時にも嬉しい。
お店にはカップルから家族連れまで幅広く、観光地という立地からか多くの観光客も訪れる。さらに、港町である神戸は昔から異国からの移住者が日本に定住しており、そのためか外国人常連客の利用も目立つ。そういった雰囲気に触れることができるのも、港町のカフェならではの体験だ。
店内は広いというわけではないが、センスの良い照明や絵画があり居心地の良い空間となっている。機能性・デザイン性の高いマシンメーカー、ラ・マルゾッコ(La Marzocco:本社イタリア)のエスプレッソマシンが目を引く。
お店の象徴である空想の生物「ユニコーン」のグッズも店内にちらほら。お店のアニバーサリーなどでお客様からプレゼントされることもあるという。オーナーの人柄の良さも一つの要因か、地域や周囲に愛されているお店という印象だ。
Penguin Knowsでも販売中のカフェグッズも充実。マグカップやグラス、Tシャツをはじめとするアパレルなど、全てオーナー自身がデザインから作り上げた、センスを感じる商品に仕上がっている。また、タンブラーやトートバッグ、エコバックなど普段使いができる商品も揃っているので、一味違うライフスタイルにはもってこいだ。
グッズは、UNICORN店頭やオフィシャルのオンラインショップ「UNICORN STORE」でも購入可能。コーヒー豆の通販も行っている。
港町・神戸のカフェ「UNICORN」。近くに訪れることがあれば、一度は行ってみてほしいお店だ。
〒650-0021 神戸市中央区三宮町2-8-6
TEL:078-381-9088
営業時間:OPEN 9:00 / CLOSE 21:00(土日祝 10:00~)
定休日:不定休
※当記事執筆時の店舗情報です。